発売日 2024年5月
定価 3600
著者 常 書 鴻 池 田 大 作
翻訳 王敏 呉昊
ISBN ISBN 0978-4-901769-98-3
ページ数 212
Cコード 0030
判型 A4変
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初代敦煌研究院院長であり「敦煌の守護神」と称される常書鴻氏と、日本の著名な思想家である池田大作氏が、敦煌芸術および東洋文明に関して行った長編対談録である。対談は、池田大作氏が第五回目の訪中(1980年)で常書鴻氏と出会ったことに始まり、北京と東京を行き来する二人の書簡を収録している。
二人は敦煌を中心に、古今東西の話を展開し、世界の芸術史、東洋文明、世界平和について討論し、新たな見解が次々と出され、非常に興味深い内容となっている。また、各自の志や理想、人生経験、そしてお互いの友情についても語っている。その言葉の中には、二人の奉仕精神と社会的責任感が表れており、同時に敦煌芸術の崇高な美しさと東洋文化の深遠さが垣間見える。